テクニカルノート

接続について

資生堂のカラムは他社製装置に接続して使用できますか?

資生堂カラムは、Waters社製仕様のエンドフィッティング(1/16インチ、押しネジ式)ですので、Waters社製装置には接続可能です。
また、島津、日立、日本分光社製装置では、最近の機種には接続可能ですが、古い型の装置の場合、注意が必要です。例えば、島津社製の場合、LC6以降の装置には接続可能ですが、LC5Aまでは接続不可です。
ただし、固定式のフェラルをご使用の場合には、接続時の配管の長さの差で隙間が出来る場合がございますので、フェラルから先の配管がしっかりとカラムの奥まで入っているか、押しネジがしっかりと留まっているかご確認ください。

配管の接続では、どのような注意をしたらよいでしょうか?

配管がPEEK配管の場合、PEEKチューブカッター(品番:2342)を使用し切断してください。ステンレス配管の場合は予めファインカットされたものに交換してください。交換後、新しい押しネジとフェラルを接続してカラムのエンドフィッティングに奥までしっかりと押し込み、隙間ができないように確実に締め付けてください。

NANOSPACEに他社の検出器を接続することはできますか?

他社の検出器にアナログ信号出力があることが必要です。もちろんNANOSPACE側のデータ処理装置がアナログ信号受信可能であることも必要です。また、検出器によってはスタート信号の接続が必要な場合があります。なお、セミミクロカラムによる高感度分析を行う場合には、検出器のセル容量をご確認ください。ちなみに、NANOSPACEでは検出器の種類によっても若干異なりますが、標準セル容量は3~9μLです。

NANOAPCEにMSを接続する際、気をつけることがあれば教えてください。

MSは高感度な検出器ですので、これまで別用途でご使用いただいていたシステムをMSに接続される際には、ご使用前に念のため流路を洗浄されることをおすすめします。MSに接続する前にカラムを外し、HPLCシステム全体の流路を2-プロパノールまたはメタノール、アセトニトリルなどを使用し、洗浄します。
具体的な手順は以下の通りです。

  1. 移動相として緩衝液(塩を含む溶媒)などを使用している場合には、上記有機溶媒を通液する前に、まず、水を通液し、塩を洗い流してください。有機溶媒と塩が混合すると、析出して配管が詰まる可能性があります。
  2. 2-プロパノールまたはメタノール、アセトニトリルを通液します。
  3. 次に2-プロパノール(またはメタノール、アセトニトリル)と水を等量混合したものに、0.2%ぐらいの濃度になるようギ酸を加えた洗浄液を送液し洗浄します。

※各手順での洗浄時間の目安は流速1 mL/minで2時間程度です。

NANOSPACEのECDを他社のHPLCに接続して使用することは可能ですか?

ご使用のデータ処理装置が検出器用アナログ信号を受信可能であるかご確認ください。
なお、SUS配管などが流路に使用されているシステムでは、移動相にEDTAのようなキレート剤を添加いただくなど工夫が必要な場合もございます。

ページの先頭へ戻る